2009/04/06

新刊『台湾に生きている日本』のご案内

弊会会員で台北在住フリーライターとしてご活躍の片倉さんより、新刊のご案内を頂きました。

台北稲門会HPご覧の皆さま

教育学部卒業の片倉佳史です。日頃よりお世話になり、ありがとうございます。

このたび、祥伝社より新刊『台湾に生きている日本』を出させていただきました。
本書では日本統治時代の遺構や歴史遺産、建築物などを取り上げ、台湾の人々と日本人がいかに関わってきたか、そして、現在の台湾にどのようにとけ込んでいるのかを探ってみました。

本書は三部構成で、第一部では台湾に残る建造物をとりあげ、第二部では「絆」をテーマにしたエピソード、第三部では台湾の言葉になった日本語、日本語起源の語彙を200あまり紹介してみました。

おかげさまで、本書は刊行から一週間で3000部の増刷を迎えられました。Amazonなどでは入荷待ちの状態が続いていましたが、すでに発送は再開されております。これを機に、より多くの方に手にとっていただけるよう、著者として願っております。

本書は新書ではありますが、全体が300ページと少々分厚くなっています。定価は900円。全国の書店でご覧になれます。ご興味を感じていただけると幸いです。

以上、本書が皆さんの「台湾体験」のパートナーになってくれることを願ってやみません。
どうぞよろしくお願いいたします。

【内容紹介】この奇跡を見よ! 保存されていた明治・大正・昭和の「日本」
 五〇年間(一八九五〜一九四五年)の統治時代に日本と日本人が築いた数々の事物は、いまもこの地に生きている。あるものは山中で風雨にさらされひっそりと、あるものはいまなお現地の人々に愛されながら堂々と。歴史的建造物、産業遺産から日本語、日本精神まで、いまや日本と日本人が顧みることのない数多(あまた)の貴重な「歴史」を、台湾は政治の波に翻弄されながらも、見事に保存しておいてくれた。世界一の親日国のこの奇跡を、我々日本人は見逃してはならないだろう。
 台湾を愛し、日本の名残(なごり)をもとめて台湾全土を踏破した著者が放つ、空前の「日本遺産」ガイド! 独自研究の成果でもある「台湾の言葉となった日本語辞典」も併せて収録。
出版社:祥伝社
タイトル:台湾に生きている「日本」
著者:片倉佳史
ISBN-10: 4396111495
ISBN-13: 978-4396111496
amazonなどネット書店でも取り扱っております。

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