台北マラソン感想(完走)記
高橋 徹(2007/12/21) |
先にお別れの挨拶をしておきながら性懲りもなくまた、掲題の手記を載せていただくずうずうしさをお許し下さい。
12月16日前日のゴルフと忘年会の疲れも感じないで朝6時に家を出た。
台北マラソンの9KMを走るに当り、いつものジョギングパンツにTシャツその上からゼッケンを縫いこんだ主催者のINGのランニングシャツを着たが気温17度と少し寒い気がしたので寒い朝にジョギングで着るウィンドブレーカーを着込みタクシーで市政府前へ向かう。市政府前は人・人・人の波。ヤクルトのトラックの周りでうろうろする内、長田さんに出会う。6時半にヤクルトのブースの前に行くと川田さん、曽根さん、山田さん少し遅れて鈴木さんが揃う。
市政府前の特設ステージではテレビカメラを前に何かやっておりお祭り気分を盛り上げる。その前の広場にはマラソン42.195KM、21KM、9KMを走る人と見物に来た人で歩けないほどになっている。走る前にトイレに行ったがこれもトイレ車が4-5台並んでいるも7−8Mの列が出来ておりトイレに行くのも一仕事であった。
6時45分頃山田さんに促され皆揃ってスタートゲートの方へ向かうが、既に人垣が出来て居りスタートゲートの20-30M手前で待機しているのがやっとである。7時にスタートとなるもゆっくり歩きながら前に出るのがやっとでいつの間にか皆とはぐれてしまうも、山田さんが飛び出していったことは確認できた。
ようやくスタートゲートにたどり着くと回りが走り出したので、その人の波に乗って走り出す。早い人遅い人が何しろ2万人も同時に走り出すわけであるから前後左右にぶつからず走ることが至難の業である。周りを見るといつの間にか知っている人は全く居らず、ひたすら人の波に乗って走っていく。
市役所から仁愛路をひたすら総統府に向かって走るも1/4を過ぎたところで救急車の音が聞こえ、誰か怪我でもしたのかと思っていると反対側をもう折り返してくる人の為、空けているためサイレンを鳴らしていた。早い人は9KMを35分位で走っている。
自分では毎朝5KM走っているので、5−6KMまでは問題ないがその後が未知の世界に入るため、飛ばし過ぎないようにして復光南路・建国南路を過ぎいよいよ折り返しの総統府が見えてくる。折り返し点前後に給水所があり急に皆のスピードが歩くほどに落ちたついでに水入りの紙コップをつかみ一口水を飲みリフレシュする。再びマイペースでひたすら走る。反対側を一緒に走ることにしていた林森北路の小姐が走っていないか、注意して見るも走りながらであるとなかなか知っている人がいても見つけることが難し、また、走っていると普段の形相とは変わってくるので判別が難しいなどと考えていると7KMの表示が見えてくる。7KMの表示を見た途端、急に呼吸が辛くなり普段たばこを吸っている不摂生を悔やむも今更遅い。7KMから8KMがやけに長く感じ8KMを過ぎるともう市政府は目の前。この辺りから既に歩き始めている人が沢山おり、走るのに邪魔になる。まだ余力は残っている。ここでラストスパートをかけようかどうしようかと迷ったが、この程度の疲労であればこの後、恒例のテニスが出来ると考えラストスパートは取っておくことにする。
ようやくゴールすると8時3分ちょっとである。これなら目標の70分は切れたと確信して皆のいるヤクルトのブース前に行く。やはり山田さんがトップで43分ほどで走った。曽根さん、鈴木さん、長田さんが順番は分からないがその後にゴールして一番年寄りの私が次ぎ、川田さんは少し遅れたが、昨年の70分の記録を大幅に更新して、全員が完走して無事ゴールした。
山田さんによると実際のスタートするまでの時間を考えると私も1時間を切っていると言われ目標の70分以内は達成した。(実際の記録は59分16秒)私としては毎朝 4.8KMを30分か35分で走っておりその倍の距離を同じペースで走るのは無理と思っていたが、やはり回りのペースに乗せられ走ってしまうものだと自分の乗せられやすい性格を再確認した。
今回の台北マラソン参加に当り、ヤクルトとして参加の手はずを一手に引き受けてくれた川田副会長、貴重品や荷物を預かり、写真を撮ってくれた川田夫人にこの紙面をお借りして御礼を申し上げたい。
後日談として、マンションの管理人にマラソンした後テニスとはにー的体力很好とかおだてられるもその後体力の低下から1年に一度あるかないかの風邪を引いてしまい、鼻をぐしゅ、ぐしゅ言わせながらこれを書いております。
これで投稿するのは、本当の最後です。皆さん 再見、謝謝。 |
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【お詫び】走りながら撮影しておりますので、多少のピンボケはご容赦下さい(長田) |
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