早稲田大学創立125周年記念式典参加報告

台湾校友会事務局
10月21日、早稲田大学は創立125周年の記念式典を挙行しました。
早稲田大学の創設者である大隈重信は「人生125歳説」(人間の寿命は正しい生活をすれば125歳まで可能である)を主張していましたので、「125」という数字は早稲田大学にとって非常に重要な数字です。

創立125周年式典には台湾校友会・台北稲門会から合計14人が参加しました。
謝南強名誉会長、董烱煕会長、陳光敏副会長、方仁恵副会長、鄭文哲総幹事等。

21日午前8時に大隈銅像にて白井総長による献花式と、125周年の報告式がおこなわれ、台湾校友会訪問団もこの式に参加しました。

125周年記念式典は「記念会堂」にて、「早稲田大学交響楽団」の演奏のもとに、荘厳な雰囲気で開始されました。
先ず、白井総長を先頭に、母校と提携している世界各地の大学の総長・学長が、それぞれの学校の式服(ガウン)と学帽を着用して入場・登壇しました。
慶應義塾大学、カリフォルニア大学、ボン大学、北京大学等、数十校の学長のガウン姿の行進は華麗かつ荘厳でした。
そして、台湾からは林信義・工研院董事長、謝南強・台湾校友会名誉会長(母校評議員)、羅福全・亜東関係協会前会長(母校商議員)、呉東進・新光金融控(股)公司董事長の4名が、母校のガウン姿で、行進・登壇されました。

式典では白井総長は早稲田の125年の歴史を振り返り、更にこれからの100年を展望した母校の発展についてスピーチされました。
来賓として、日本国総理大臣・福田康夫氏(1959年早稲田大学政治経済学部卒業)がスピーチ、続いて海外各大学学長からの祝辞がありました。
参会者全員が校歌「都の西北]を合唱して式典終了。

その後、式典会場から大隈講堂へガウン姿の登壇者が行進、大隈講堂前にてセレモニーを開催しました。
正午から総長招待レセプションに台湾校友会訪問団全員が参加。
その後、新装された大隈講堂内部を見学し、記念募金に応募した校友の「名板」、講堂内椅子の「名板」などを確認しました。

当日はキャンパスで「稲門祭」が開催され、各種イベントが展開されました。台湾からの留学生も大活躍しました。

キャンパス内を移動するときに「台湾校友会」と書いたプラカードを掲げましたが、「台湾から来たのですか?」とか、「私も台湾で小学校を卒業したのですよ」とか、「私は若い頃台湾に駐在していました」とか、いろいろと話しかけられました。
大人気でした。

大隈庭園の入り口には母校100周年のときに台湾校友会から寄贈した台湾大理石製の「獅子一対像」が鎮座しており、そこで記念写真を撮りました。しかし、台座に刻印された文字が風化して読みにくいので、文字に色を入れたらどうか?との提案があり、今後検討したいと考えます。

なを、式典前日の10月20日夜には「日台稲門会」主催の懇親会が開かれ、台湾校友会訪問団と、台湾からの留学生9名も参加し、懇親を深めました。
また、式典当日の夜は、新宿にて、董烱煕会長の招待により、許世楷駐日代表(校友)、羅福全氏にも参加していただき、台湾校友会懇親夕食会を開催しました。
以上

記念式典風景(記念会堂)

参加者全員による乾杯

鳩と風船

記念式典模様(大隈講堂)

校友会訪問団

獅子一対像

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