「台湾川柳会」のご紹介

台北稲門会事務局
 事務局宛てに台湾川柳会様のご紹介が届きました。

 日本語世代の方々を中心に、ここ台北でも川柳を楽しむ方が大勢いらっしゃいます。月に一度開催される会は既に140回を数えています。毎月決められたテーマに沿った川柳が、台湾内だけでなく日本からも多く寄せられるそうです。

 2006年2月開催で多くの票を獲得した川柳を以下ご紹介します。




川流れ人の盛衰世の流転

栄枯盛衰乗せて流れる淡水河

友達がライバルになる金儲け

纒足に臍の流行今昔

目に見えぬ言葉の刺で離婚沙汰

幸せは笊に留めて他は流す

詐欺手段昔と違う技を見せ

同窓会アダ名だけしか呼び出せぬ

土石流天災でなく人災です

百までも生きると足らぬ預金高

流れゆく人の心の裏表


八十過ぎて逝くも残るも神任せ

駆け落ちの昔を笑い会う夫婦

泣きながら叩くと開く母のドア

落ちぶれて親の宝を質流し

くやしさも時の流れが忘れさせ

君の名が眠り続ける古日誌

汗流し生きた証の深いしわ

体重計載るのが怖いお正月

中国のパンダミサイル気を付けろ

忘れ物受け取りに行き傘忘れ

■台湾川柳会様連絡先
会長:頼柏絃
台湾川柳会事務局
  電話:+886-2-2772-2566
  FAX :+886-2-2771-5310
  MAIL:super566@58.hinet.net

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