2003年宜蘭杯国際名門大学レガッタ1日目 台湾の声編集部/台湾宜蘭県礁渓郷
13日、宜蘭杯国際名門大学レガッタの予選および開会セレモニーが宜蘭県五結郷の冬山河で行われた。
日本から出場した早稲田は強豪ハンブルク、ハーバードにより午後の敗者復活戦に回ることを余儀なくされ、敗者復活戦では台北体育学院に上位進出を阻止された。
慶應は、午前の試合終盤で、台北体育学院を追い上げ、直接準決勝進出を決めた。
午後には、各大学同窓会組織が冬山河に到着した。早慶では、台北稲門会(早稲田)、早稲田大学台湾校友会(台湾人)、台湾三田会(慶應)が参加し、早慶それぞれ30数名の参加者が、観光バスで現場に駆けつけた。
午後の試合で早稲田出場の際には、他チームにはない独特の応援で盛り上げ、会場の注目を集めた。
夕食には、各大学同窓会も招かれ、選手たちと食事を楽しんだ。
開会セレモニーでは、花火ショーや、地元芸能団体によるパフォーマンスがあった。スポーツの祭典にふさわしく、いずれもリズム感にあふれるものだった。
主催者である宜蘭県からは劉守成県長および県議会議長が挨拶したほか、宜蘭レガッタ開始当時県長であった游錫[方方/土](ゆうしゃくこん)行政院長、および海外からの来賓としてセントビンセントおよびグレナディーン諸島の首相が挨拶した。游行政院長は、スピーチの冒頭で「こんばんは」、最後に「ありがとうございます」と日本語を用いるなど、日本関係者に対する歓迎を示した。またこのレガッタを立派な国際チャンピオンシップにしたいとした。各チームからのプレゼントを行政院長および劉県長が受け取り、記念プレートが各チームに贈呈された。その後、人気歌手曽淑勤さんのコンサートも行われた。
14日に行われる準決勝および決勝戦はスポーツチャンネルESPNを通じてアジア16ヶ国への生中継および再放送が決定している。 |