2010年度「早慶新春聯誼会」開催報告

台北稲門会事務局

 2010年「早慶新春聯誼会」は台湾三田会様幹事により、3月23日に国賓大飯店にて盛大に開催されました。

 今回の目玉は、李登輝元総統の講演会です。会場は、いつになく早い時間から約200名の参加者の熱気に包まれていました。定刻通りに開会し、李登輝元総統が入場されたその瞬間、会場は大きな拍手に包まれました。

 新任の台湾三田会陳会長、そして台湾校友会董会長のご挨拶の後、お待ちかねの講演が始まりました。凛とした姿、滑舌のよい語り口に我々は力強さを感じました。講演テーマは「突破困境、展望未來ー談台灣如何困應国際巨変」として、4つのテーマから台湾の現状と打開策をお話戴きました。この中で、私が特に感じたのは「革新を続けなければならない」という強いメッセージでした。

■講演原稿
「突破困境、展望未來ー談台灣如何困應国際巨変」

 約30分の講演の余韻が残る中、記念品贈呈が行われ、その後テーブル毎の記念撮影会が行われました。みなさんにとって大変良い記念となりましたし、講演から休むことなく笑顔で応えて頂いた李登輝元総統には、包まれるようなあたたかさを感じました。

 台湾三田会宗澤副会長の乾杯にて、会食が始まりました。お腹が空いてきた時間ではありましたが、間もなく会場のあちこちで、早慶入り乱れた交流の輪が広がりました。三田会俵田様の歌、琴韻室内楽団の演奏と演唱が、会場を華やかに彩りました。一部稲門会若手は失礼を顧みず、李登輝元総統が充分にくつろがれた様子を見計らって、果敢にもご挨拶に向かい、そのお人柄に接して感激していました。

 会の最後は恒例の校歌およびエールの交換。今回早稲田はおなじみ台北事務所岡本所長です。ユーモアを交えた挨拶と、安定感のあるパフォーマンスは、早稲田の力強さを体現されていたと思います。大変お疲れ様でした。李登輝元総統は、本会の最後まで出席を頂きました。お忙しい中、ありがとうございました。早稲田と慶應そしてその関係をこの会で感じとっていただけたなら、大変嬉しく思います。

 最後に、早慶新春聯誼会の主幹事でありました、台湾三田会のみなさまにお礼申し上げます。早稲田幹事のみなさまも、お疲れ様でした。おかげさまで記憶に残る楽しい会でした。

 ありがとうございました。また来年お会いしましょう。

■開催模様
李登輝元総統閣下、ありがとうございました。
三田会、校友会幹事のみなさま、お疲れ様でした。
ご参加各位にも、お礼申し上げます。
また、来年お会いしましょう!

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