台湾校友会2007年総会開催報告

台湾校友会事務局
 台湾校友会2007年総会は11月24日に台中の「明徳高級女子中学」の施設をかりて開催されました。校友会副会長の劉清標氏が、明徳女中の董事長をしておられることから、学校での開催となりました。明徳女中は学生数5,000人の中学・高校一貫教育の名門校で、普通科ならびに各種専門科を備えた、総合学校の名門で、教育部から優秀学校としての評価の高い学校です。総会は2年前に新築された、壮麗な「明楼」で行われました。

 総会には母校早稲田大学から白井総長、江夏副総長、谷口教務部事務部長、長塚国際部事務部長、口元校友会募金局長、江正殷国際部副部長 鈴木秘書課長の7人にご臨席いただきました。
日本各地からは、千代田稲門会、横浜校友会、鎌倉校友会、福岡稲門会、沖縄稲門会日台稲門会、行政書士稲門会から、約50名の方々にご参加いただきました。
台湾からは主催地・台中支部をはじめ、台北の校友、ならびに台北稲門会、高雄稲門会など各地から校友と家族が駆けつけ、参加者は合計130人を越える大盛況でした。
 4時半から受付開始し、お茶を飲みながら再会を喜び、また明徳女中の校内を参観したのち、5時に全体記念撮影を行いました。学内の清潔なこと、見事な庭園、学生の礼儀正しいこと、笑顔での歓迎など、皆感心しました。

 5時半から明徳女中の学生による華麗な歓迎表演が開始され、歌や、舞踊、中国伝統衣装でのファッションショーや、日本語科の学生による日本歌謡など、とても高校生とは思えないレベルの高い演技で拍手が鳴り止みませんでした。

 6時から総会に移り、大会委員長の劉清標氏の「ようこそ台中へ」と歓迎挨拶、董烱煕校友会長の開会式辞では、この一年の母校と台湾との交流の紹介、総長からゴルフカップをご寄贈いただき、校友一同奮起して、ゴルフ早慶戦で10連敗のあと、やっと勝利したことなどが紹介されました。続いて母校白井総長から祝辞をいただきました。母校が125周年の記念式典を盛大に挙行されたこと、これからアジア太平洋地域との連携を深めていくことなど、母校最新の様子を述べられました。

 来賓として、台中市長の胡志強氏と、台中の東海大学(早稲田の提携校)の程海東総長から祝辞をいただきました。

 その後、母校ご来賓、および日本各地校友会の代表者の紹介、ならびに記念品の贈呈が行われました。最後に鄭文哲総幹事から。校友会の活動報告があり、総会終了。

 会場を宴会場に移し、懇親会が始まりました。
最初に白井総長から、台湾校友会に対し、125周年記念募金に台湾校友会が100%の目標を達成したことに「ゴールドフラッグ」が謝南強前会長に贈呈され、また、高額寄付者に感謝状が贈呈されました。この間、母校からご提供の懐かしい写真や、125周年記念式典の映像が映写され、久しぶりに見る母校の姿に感銘を受けました。

 続いて、各地校友会の代表者からのごあいさつをいただき、台北稲門会高橋会長のご発声で乾杯、和やかに交歓が始まりました。会場にカラオケの先生が出張されており、日語、北京語、台湾語の歌が切れ目なく歌われ、劉委員長ご夫妻のあでやかなデュエットやタンゴダンスも登場、大いに盛り上がりました。文字通り宴が尽きず、司会者が途中で大声で「お開き」を宣し、行政書士稲門会副会長で、元応援団の山下氏の指揮で、全員が輪になって、声高らかに「都の西北」を熱唱し、盛大なエールで締めました。

 そこで、一応ホテルに戻りましたが、興さめやらず、台中の紅灯に大勢が繰り出し、深夜1時過ぎまで、宴を尽くしたのでした。

 翌日はゴルフ組と観光組にわかれ、ゴルフは台中の名門「台中国際」で、観光は日月潭を堪能、晴天に恵まれ、気持ちのいい汗をながしました。

 開通して間もない台湾新幹線を利用したいという希望が多数あり、バスは新幹線台中駅にも立ち寄りました。

 密度の濃い総会スケジュールでした。
遠路ご参加いただいた母校、各地校友会の皆様、準備をされた台中幹事の皆様、それに明徳女中の校長はじめ教職員、学生の皆様に厚くお礼を申し上げます。
以上

明徳女中学生の華麗な歓迎表演

ゴールドフラッグ贈呈

総会の模様

懇親会の模様

総長、会長

校歌斉唱

各校友会記念品交換

このウィンドウを閉じる