2017/11/9 |
【開催報告】第53回「台灣ゴルフ早慶戦」 |
11月4日早朝6時過ぎ、雨が降る大渓GCクラブハウス正面に、ぞくぞくと車が到着します。
エンジ、紺色のユニフォームを着た両校選手たちが、クラブハウスを占拠するかの勢いで増えてゆきます。
早稲田29名、慶応40名の選手が到着し、幹事は早慶戦開幕の準備を急ピッチで進めています。
雨に備え、ロッカールームで着た雨合羽は開会式を彩り、いつもと少し違った風景です。
組合せ発表とルール説明の後、両校キャプテン(早稲田根本さん、慶応葉さん)の握手で大会開始です。
両軍分かれてスタート前の作戦会議。
早稲田は今回動員で及びませんでしたが、勝敗は人数ではない!平常心でベストを尽くすことを申し合わせました。
そして、選手が次々とカートに乗り、スタートホールに向かってゆきます。
強い風が吹いてきました。
いつもより寒い秋です。
コースでは横殴りの雨が、体温を奪ってゆきます。
「早慶戦でなきゃプレーしないよ」そんな声も聞かれました。
誰ひとり弱音を吐かない、まさに早慶戦は意地の対決となりました。
各組ではそれぞれの熱い戦いが繰り広げられます。
スタートから約5時間後。
ぞくぞくと選手がおなかをすかせて、表彰式に集まってきます。
冷えた体を湯舟でいやし、少々顔が火照っているように見えます。
悪天候にもかかわらず、両校69名全員が無事ホールアウトしました。
意地の対決、ここまでは五分五分のようです。
まず個人戦発表。
技能賞、ニアピンは早稲田の総取り!ドラコンは五分五分。
なめらかな、いい滑り出しです。
個人戦順位賞はやや慶応有利か?!でも、これはハンデ戦です。
優勝は慶応の瞿(述)さん、おめでとうございました!
10分間の休憩を挟み、いよいよ団体戦発表。
早稲田トップ3は呉(マ)さん、張(世)さん、関根さん。
この時点で18打差は苦しい展開。。。ん〜厳しい。
既に出ている結果とは言え、我々はあきらめません。
「まだまだぁ!!」という声が会場を包みます。
しかし10位までのグロススコアで43打差。
過去優勢だった11thベストでも差をつけられ、51打差での敗戦となりました。
万事休す、完敗です。
歓喜の慶応、悔しさをにじませる早稲田。
最後は両校入り乱れて、校歌とエールの交換です。
互いに肩を組み、健闘を称えあい、第53回の早慶戦は無事幕を閉じました。
慶応のみなさまおめでとうございました。
健闘された選手のみなさま、応援頂きましたみなさま、運営にご協力を頂きましたみなさま、ありがとうございました。
今年は残念ながら4年ぶりの2戦2敗。
慶応の組織力と層の厚さが光った一年でした。
我々もみならって精進したいと思います。
春は暑く、秋は寒い中でのプレー。
厳しい天候の中で繰り広げられた今年の早慶戦でしたが、ケガもなく無事に開催できましたこと、両校全選手の意地と頑張りに拍手を送りたいと思います。
ここに、早慶の強い絆を垣間見ました。
次回大会は来年春(予定6月3日)開催です。
また集いましょう!戦いましょう!
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■団体戦結果 |
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■個人戦結果 |
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■早慶戦の模様 |
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【開会式】
両校キャプテン握手 |
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【表彰式】
団体戦優勝カップ授与 |
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■収支報告 |
支出 |
収入 |
飲食費用 |
56,807 |
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持込酒 |
2,660 |
ウイスキー7本 |
賞金 |
14,700 |
賞金一覧参照 |
次回繰越 |
7,096 |
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参加費(早稲田) |
29,000 |
1,000*29名 |
参加費(慶応) |
40,000 |
1,000*40名 |
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前回繰越 |
12,263 |
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81,263 |
81,263 |
■賞金一覧 (総額 14,700) |
内容 |
金額 |
内容 |
金額 |
個人戦優勝 |
3,000 |
40位 |
500 |
2位 |
2,000 |
50位 |
500 |
3位 |
1,500 |
60位 |
500 |
4位 |
1,000 |
ブービー |
500 |
5位 |
500 |
ベスグロ |
1,000 |
10位 |
500 |
ニアピン×4 |
800 |
20位 |
500 |
ドラコン×4 |
800 |
30位 |
500 |
大波、小波、水平 |
800 |
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