開催報告
2021/2/2
【開催報告】稲子会

2021年最初の稲子会を1月28日に台北市内のレストランで開催しました。毎年一回目の稲子会は総会を兼ねる、という規則により、冒頭の時間を総会に充てて行いました。

総会では昨年の活動実績および本年の活動予定が早川幹事長より報告されました。昨年は年初からの新型コロナ禍により、3月の早慶新春交流会、5月の稲子会が中止となりました。また日台間の往来が止まっているため、例年、総長や日本国内の各稲門会の方々が一同に会して秋に行われる台湾校友会総会も中止となり、代わりに東京5大学交流会が開催されました。

幸い、昨年の6月以降、台湾国内では感染拡大防止策に努めながら、徐々に日常生活を取り戻していこうという台湾政府の方針もあり、稲門会関連行事を条件付きながら開催することができました。恒例の台湾ゴルフ早慶戦や3ヶ月に一度の稲子会など、ほぼ通常通りのかたちで安全に開催できたのはまさに台湾にいる僥倖としか言いようがありません。

今年も、台湾社会の感染防止対策に協力しつつ、できる限り会員の皆さんが集まることのできる場を設けていきたいと幹事一同考えています。昨年の活動実績、本年の活動予定ともに万雷の拍手で承認いただき、総会は無事終了となりました。

続いてはお楽しみの懇親会である稲子会です。会の終了後に、参加者の方から「なぜ懇親会が『稲子会』という名称なのか」という質問がありましたので、ここに改めてご紹介したいと思います。

台北稲門会の歴史を紐解きますと、2003年11月に開催された第1回の稲子会の開催報告に「幹事の独断と偏見、ならびにご参加各位の同意により名称を『稲子会(いなごかい)』に決定しました。稲門会の親睦の場として、この子(会)が大きく育つようにとの、期待を込めております。また、イナゴの佃煮は酒の肴にもいいですよね」との記載がありました。

そして奇しくも今回はちょうど第70回の稲子会となりました。これまで会を支えてきてくださった幹事の先輩方はもとより、ご参加くださった多くの会員の皆さまに改めて感謝する次第です。

さて、今回の会場は日本人の方々に絶大な人気を誇る麻婆豆腐の名店「樺慶川菜餐廰」です。当初、別会場をご案内しておりましたが、幹事の見通しが甘かった(?)ためか、コロナ禍により日本へ帰省する方がほとんどおらず、予想以上に参加申し込みをいただいたことで会場変更を余儀なくされました。お申し込みいただいた方々にはご迷惑をおかけしましたが、幹事としては嬉しい悲鳴でした。

冒頭、大橋会長の乾杯の挨拶で始まった会では、さっそく日本人の好みを知り尽くしたオーナーによる料理が並び、皆さんの舌鼓が聞こえてきました。あっというまにそこかしこで乾杯の声があがり、いやが上にも盛り上がってきます。

会の中盤で行われた、初参加者の方々による自己紹介では、奇しくも同じ高校出身だったり、同じ企業の大先輩と後輩だったり、と人材の宝庫たる早稲田らしいにぎやかな挨拶となりました。仕事、年齢、会社、経歴、出身地などまったく異なる多士済々な人々が集まる台北稲門会ですが、私たちに共通するのは同じ早稲田で学んだ仲間ということ。それだけでこんなにも強い絆で結ばれることに、早稲田の名前の素晴らしさを感じます。

最後は恒例の校歌とエールを行い、記念撮影をして御披楽喜となりました。台湾もコロナ対策に気が抜けない日々ではありますが、次回の稲子会は5月を予定しています。皆さんが元気で再会できますように、感染対策に気をつけて日々を過ごしましょう。良い旧正月をお迎えください。
■ご協力
非常謝謝 (五十音順)
『ありがとうございました』
大橋さん ウイスキー
陳(光)さん ワイン
山田さん ウイスキー
■開催模様
■収支報告

支出 収入
飲食費 34,260 ---
次回繰越 18,789 ---
会費 36,000 男性×34
女性×4、お子様×1
前回繰越 17,049
53,049 53,049
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