開催報告
2019/5/16
【開催報告】稲子会

今年2回目の稲子会は、令和の時代を迎えて初めての開催となりました。
初参加の9名とゲストの方1名を迎え、総勢40人が集まり賑やかな会となりました。

もう夏模様の台北ですが、暑気払いを兼ね、辛い四川料理とビールで英気を養ってもらおうということで会場は「樺慶川菜餐庁」を選びました。日本の「辻調理師専門学校」で中華料理の指導をしたこともあるオーナーのお店ですから、日本人の口に合うこと間違いなし。参加者からは「ここの麻婆豆腐が楽しみで来たんだ」という声も聞こえました。

大橋会長から乾杯の挨拶の後、今回のゲストが紹介されました。静岡県の遠州稲門会から出席された野田会長です。遠州稲門会と台北稲門会のご縁は長く、2011年秋に遠州稲門会が初めて台湾校友会の総会に出席されてから、毎年必ずご出席いただいています。また、会員個人の皆さんが大変な台湾ファンで、折に触れて訪台されており、今回もちょうどタイミングがあったことから、わざわざ延泊されてご出席いただきました。

料理が並び始めると、さっそく皆さん箸を伸ばし、そこかしこで「美味しい!」という声が上がります。こうした声を聞くのも幹事陣の張り合いに繋がります。美味しいものを食べながら、気のおけない仲間とおしゃべりし、酒を飲み交わすことで、より一層校友のつながりも深まるというものです。

お腹も満たされ、メーターも上がったところで恒例の初参加の皆さんによるご挨拶へと移ります。とその前に、今回は校友会の黄一桂総幹事をはじめ、皆さんから告知がありました。詳細は別掲でご案内する予定です。

そしてここでサプライズ。先日、日本ではブラックホールが初めて撮影されたというニュースが大きく駆け巡りましたが、撮影成功の陰には台湾からの支援があったという報道もありました。国際共同研究プロジェクトの一員として参加したのは台湾政府直属の中央研究院ですが、そのチームのなかで活躍されたのが校友の小山さんだったのです。

「今世紀で最も重要な発見の一つにおいて、台湾はその一翼を担った」という報道は目にしていましたが、そのチームに早稲田の校友が大きな役割を果たしていたことは驚きでした。そんな方が校友として同じテーブルを囲み、苦労話などを聞けたのは、役得であるとともに私たちも大きな誇りを感じました。小山さんにもご挨拶いただきましたが「これからはよりはっきりしたブラックホールを捉えられるように努力したい」という言葉に満場の拍手が送られました。これからのますますのご活躍をお祈りします。

さて、今回の初参加は留学生3名を含む9名。会社をやめてワーキングホリデーに来た方、駐在でブラジルから台湾へ来た方、休職して留学に来た方、日本でも十数軒しかない珍しい名字の方、台湾に着任してから数十時間しか経ってないのに参加していただいた方、リタイア後の人生を博士課程での研究に送る方と多士済々のバックグラウンドの皆さんが、早稲田という名のもとに集まっているのだなぁ、ということを感じずにはいられませんでした。

最後は恒例の校歌とエールですが、これもまた初参加で応援部OBの松原一樹さんに担っていただきました。松原さんには「本物」の迫力というものを見せていただきました。そして記念撮影で今回も盛会のうちにお披楽喜。また夏の稲子会で皆さんお会いいたしましょう。

■ご協力
非常謝謝 『ありがとうございました』
大橋さん ワイン
山田さん ウイスキー
榑松さん ワイン
■開催模様
■収支報告

支出 収入
飲食費 34,480 ---
次回繰越 5,411 ---
会費 29,500 ゲスト×1、男性×28
女性×3、学生×7
前回繰越 10,391
39,891 39,891
Copyright (c) Taipei Toumonkai All Rights Reserved