2017/10/20 |
【開催報告】稲子会 |
秋のゴルフ早慶戦や、台湾校友会主催の総会など、大型イベントを目前に控えた10月17日、恒例の「稲子会」が、台北市内のレストラン「海真私房菜」で開かれました。
今回は、総勢38名の方にご参加頂きましたが、台湾は9月が新学年のスタートということもあってか、初参加の留学生が13名!フレッシュな会となりました。
今回、稲子会初めての利用となる「海真私房菜」。眷村料理のレストランです。
「眷村」とは聞き慣れない言葉ですが、戦後、中国大陸で起きた国共内戦に敗れた国民党とともに敗走してきた人々(=外省人)が集まって暮らした集落を「眷村」と呼びます。
確かに台湾では、上海や広州、四川や北京など、中国各地の高級料理を味わうことが出来ますが、「眷村料理」は中国大陸の各地域から逃げ延びてきた人々が寄り集まって暮らした集落で、各地の家庭料理の特色がミックスされ、アレンジされた結果生まれたもので、まさに中国大陸の「おばんさい」と呼べるものでしょう。
日本のガイドブックにはほとんど掲載されていませんが、これもまた台湾の多様な文化のひとつとしてご紹介したいと思い、今回の会場として選びました。
冒頭、根本会長からの乾杯挨拶に続き、長田副会長より、秋の早慶戦ゴルフ、台湾校友会主催の総会に関しての案内がありました。
早慶戦動員に苦労しているとのこと。
人数が多ければ勝つわけではありませんが、そこは団体戦、少しでも多くの方にご参加いただきたいという長田副会長の悲痛な訴えが響きました。
また、校友会主催の総会は、年に一度、台湾の校友や台湾在住の日本人校友はもとより、日本各地からたくさんの稲門会が「台湾で開かれる総会」を楽しみに参加されます。
間もなく任期満了となる鎌田総長も例年通り出席されるとのことで、こちらの総会にもぜひとも皆さん参加いただきたいところです。
続いて会食がスタート。
香菜や唐辛子を効かせた独特の眷村料理が続々と並びますが、イチオシはこのお店の定番「吃不到臭豆腐(よそじゃ食べられない臭豆腐)」。
夜市や屋台で離れていても漂ってくる「あの匂い」が全くありません。
女将さんによると、味は美味しいのにあの匂いが苦手、という人が多かったために独自のアレンジを加えた一品だそうな。「日本人でも食べられるでしょ!」と女将さん自慢のメニューです。
今回は初参加の留学生が多いため、各テーブルでは緊張した表情が見られましたが、徐々に輪も打ち解け次第ににぎやかに。
先輩たちは昨今の学生事情や現在の大学の様子、若い学生たちの将来観などに耳を傾け、学生たちは人生においても台湾での生活においても先輩の方々のウンチク(?)を熱心に聞いておりました。
後半、初参加の方からのご挨拶。海外育ちや韓国出身の方もいて、早稲田もますますインターナショナル化していると実感しましたが、共通しているのは将来のこと、仕事のことなどを非常に真面目に考え、とても良く勉強していることです。
様々な理由で台湾に留学に来たことと思いますが、縁あって台湾に来たのですから、大いに台湾で学んで遊んで羽ばたいていってほしいと思います。
最後は幹事の西潟さんによる恒例の校歌とエール。
元気に歌って記念撮影をして散会となりました。
今回もおかげさまで盛大に開催することが出来ました。
ご出席いただきました皆さま誠にありがとうございました。
次回は年明け尾牙の頃に総会と合わせての開催を予定しています。
また、ご参加下さい!
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■ご協力 |
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非常謝謝 『ありがとうございました』 |
根本さん |
ウイスキー、紹興酒 |
山田さん |
ウイスキー |
鄭さん
(差し入れ) |
ウイスキー |
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■開催模様 |
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■収支報告 |
支出 |
収入 |
飲食費 |
32,950 |
4卓 |
次回繰越 |
15,401 |
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会費 |
27,500 |
男性×20 女性×5, 学生×13 |
前回繰越 |
20,851 |
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48,351 |
48,351 |
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